概要

リップル(XRP)が2020年12月12日(土)にAirDropします。Sparkトークンという仮想通貨を無料でもらえます。では、どうすれば受取れるのか、全員がもらえるのか、いつもらえるのか記事にしています。
過去にビットコインがビットコインキャッシュに派生した時は自動でビットコインキャッシュをもらうことができましたが、XRPの場合は少し違います。
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Sparkトークンについての会話



Sparkトークンとは
Sparkトークンは2020年12月にICOにより新規に始動する暗号資産(仮想通貨)です。XRPのブロックチェーンはXRP Ledgerという仕組みですがそれにスマートコントラクト(イーサリアム等で使われてる仕組み)ができるようにするFlareNetworksというプロジェクトが開発しました。
Flare Networkについて詳しく知りたい方はこちら
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Flare NetworksとSparkトークン(FLR)の正体と将来の展望
Sparkトークンとはどのような暗号資産(仮想通貨)なのか。まだ、ICO前なのに取引できるのはどうしてかさまざまな不明点があるので疑問を解消していきます。
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Sparkトークンの受取り方法
Sparkトークンの受取り方法は複数あります。
- 国内取引所に預けている。
- 海外取引所に預けている。
- Ledger Nano等のハードウェアに保有しておく
2や3を選択する人は暗号資産(仮想通貨)について既に詳しくSparkトークンの情報を自分の力で取得できる人だと思うので今回の説明から除外します。
そのため1.国内取引所に預けている場合についてのみ解説していきます。
各事業者(取引所)の発表
Twitter等のSNSとホームページでそれぞれの事業者(取引所)が発表しています
当社はSparkトークン付与に伴うお客様資産(XRP)に対するスナップショット取得のため、2020年12月12日(土)8:00~9:30(日本時間)まで、XRPの出金(送付)停止を予定しております。https://t.co/oTQ7ELZeVB
— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) December 4, 2020
【Sparkトークンについて】
XRPの保有者を対象に配布される予定のSparkトークンに関してお知らせいたします。
☑️Flare Networks 「Sparkトークン」付与に係る共同対応についてhttps://t.co/bMHEYLfrWX
☑️Sparkトークンへの対応方針(第2報)と一部サービスの停止についてhttps://t.co/jYydAIB1nr
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) December 4, 2020
Sparkトークン受取り条件
- 取引所の指定の日時に開催されるスナップショットの時に取引所に預けている必要がある
- 2022年6月12日までにSparkトークンが日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に上場承認される必要がある
- 2022年6月12日までにSparkトークンが金融庁に上場承認される必要がある
リップル(XRP)のスナップショット
事業者(取引所)が指定したスナップショットの時間までに必ず置いておく必要がありますのでご注意ください。
ビットバンクについては(日本時間)2020年12月12日(土)午前8:00〜午前9:30が出勤停止になるので(日本時間)2020年12月12日(土)午前8:00までに預けておく必要があります。
その他の取引所についても出金停止等の制限があるので各ページご確認ください。
国内の取引所で上記の表にない事業者によって取り扱わないところもあります。取引所の方針を確認した上でどのように付与されるのか取引所で指示されると思うので指示に従うことです。
GMOコインは早い段階からスナップショットをすることを告知していました。
日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に上場承認必須
Sparkトークンが日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に上場承認されている必要があります。日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は健全な発展及び利⽤者の保護並びに投資者の保護に資することを⽬的で発足した団体です。チェック機関としてしっかりしている団体です。
しかし、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)はbitflyerの理事がSparkトークン受取ると宣言している取引所の取締役の人たちから構成されているので問題なく上場されるでしょう。
金融庁の上場承認必須
金融庁は銀行や証券、先物、事業者金融、消費者金融と言った金融系の事業が健全かつ安全に取引できるようにチェックしている機関なので厳しめのチェックがされると思います。
しかし、金融庁は安全に取引が行われることが目的なためSparkトークンが危険であり、脆弱性があるトークンでなければ上場してくれると思います。
Sparkトークン配布について
Sparkトークン配布割合
日本時間2020年12月12日(土) 9:00にスナップショットが撮られました。スナップショットが撮られて時点のXRPの量と同じ量のSparkトークンが配布されます。
スナップショット
XRP保有者に対して1:1の割合でSparkトークンを付与されます。
例えばリップルを10,000XRP保有していればSparkトークンは10,000もらえます。
Sparkトークン配布時期
具体的な配布時期についてはまだ未定です。
一度に配布されるわけではなく、最初に15%に相当するSparkトークンを付与します。その後85%のSparkトークンは24ヶ月〜34ヶ月かけて順次配布していきます。
Sparkトークン配布検討取引所
2020年12月4日(金)の段階では以下のリストの国内事業者12社(その他はの除く)で暗号資産XRPの保有者を対象に配布されることがFlareNetworksと合意が取れました。
事業者(取引所)がFlareNetworksにSparkトークンを請求し、XRP保持者に配分します。
Sparkトークンの価値
Sparkトークンの価値は未公開です。まだ、未上場の株のような状態のためわからない決定していないというのが現状です。ICOは株式のIPOに似ていますが公開価格がないのでわかりづらいです。
Sparkトークンで知っておきたい用語集
Flare Networksとは
リップル社の投資部門(Xpring)が投資しているプロジェクトの一つです。Sparkトークンを発行します。
XRPの分散型台帳情でスマートコントラクト機能を導入する予定です。XRPレジャーという分散型台帳とイーサリアムのスマートコントラクトの融合が始動します。
FXRPトークンとは
スマートコントラクト作動させるにはSparkトークンを担保にしてFXRPの発行が必要になります。XRPと同じ価値のものがスマートコントラクトで動くことになります。
Air Dropとは
一定の条件を満たした人が仮想通貨を無償でもらえるイベントです。
過去にビットコインがビットコインキャッシュにハードフォークした時、ビットコイン を保持していた人は自動で配布されました。XRPに関連したSparkトークンはXRP保持者に対して申請があれば無償でSparkトークンを付与することになっています。
滅多にない機会なので参加できるのであれば参加したほうがいいでしょう。
まとめ
私もXRP保有者として楽しみにしています。いったいどのぐらいの価値があるのかまだわからないですが楽しいイベントの一つです。
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