概要
リップルは国際送金システムで送金手数料が大幅に安くなり、送金スピードは大幅に早くなります。近い将来、国際送金の仕組みは劇的に変わります。
そのリップルはXRPという暗号資産(仮想通貨)を使ったシステムで具体的にどのような価値が秘められているのかリップルの基本から解説していきます。
著者の感想ですがXRPは国際送金で利用され流通は現在と比べ物にならないぐらい増えるので今後大きく値上がりをしていく暗号資産だと思ってます。
目次
リップルとは
リップルとは2つの意味で使われています。一つは会社名、もう一つはシステムの名称です。
リップル社(Ripple Labs.inc)
リップルは会社名です。
リップルネット(RippleNet)
リップルネットはシステム名称です。リップルネットについて詳細記事はこちら
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リップルネット(RippleNet)のリップルペイメント解説
リップルネット(RippleNet)について詳細は知らないけどXRPがなんかすごいから買ってるという投資家も多いです。リップルの国際送金システムについてやRipple Payments(リップルペイメント)について詳細を知り、納得がいく投資がおすすめです。
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リップルは暗号資産(仮想通貨)では?
リップルと言われている暗号資産(仮想通貨)はXRPのことです。XRPはリップル社メインで開発した仮想通貨なのでリップルという通称がついています。
本来は仮想通貨という意味でリップルは使いません。
国際送金システム リップルの機能
今現在の国際送金はSWIFTというシステムが利用されていますが、圧倒的にリップルというシステムの方が利点は高いです。
現行の国際送金システム Swift
今、現行の国際送金は一つのネットワークとして複数の銀行間で送金処理を行い最終的に目的の場所にお金が振り込まれることになっています。
国際送金システムはドルや円、ユーロを国際間で取引するのに利用します。現在はSwiftというシステムを利用しています。
将来的に国際送金システムはリップルに変わる可能性があります。他にもMicrosoftとSwiftが手がけているシステムやIBMが手がけているシステムもありますが現在のところリップルは国際送金システムで最有力な候補の一つです。
将来の国際送金システム リップルネット(RippleNet)
リップルシステムは送金前にXRPという通貨に換え目的の場所まで行きリップルを各通貨に戻すことができるオンデマンド流動性を実現できます。現行のSwiftに比べて大幅にスピードアップと手数料を削減することができますが、Swiftも新たな技術を作っているので競合となります。今後は複数の送金方法を選択することができる多様性の時代が始まります。
リップルとSwiftの国際送金フロー
リップルと現行の国際送金 Swiftの処理の違いはこちらの画像にわかりやすく示しているのでご参照ください。わかりやすくするためにかなり簡略に書いてます。
リップルとSwiftの比較
Swift | リップル | |
送金速度 | 4日以内 | 10秒以内 |
送金手数料 | 18ドル〜 | 0.0004ドル~ |
システムの性能の差を見る限り、システムのセキュリティや安全性が検証できたらリップルに移行するでしょう。
ただし、現行のSwiftもマイクロソフトと提携して仮想通貨を開発してリップルと同じことを手がけているので移行しない可能性もあります。
以下の2点が世界の銀行が国際送金システムをリップルに変更することに躊躇しているのではないかと思っています。(個人的感想です)
- 国際送金システム(リップル)の取引実績はあるがまだ少ない。
- セキュリティ面で問題ないのか、システム的に欠陥はないのかまだまだ検証が足りない。
暗号資産(仮想通貨)としてのリップル(XRP)
XRPはリップル社が発行している暗号資産(仮想通貨)です。リップルとXRPは同一だと思っている人は多いですが違います。
仮想通貨としてはビットコイン等別の仮想通貨と同じで取引所や販売所で取引できます。仮想通貨としての違いは名前と値動きが違うだけです。株でいう「銘柄」が違うということです。
リップルの仮想通貨 XRPの安全性
安全性は高くビットコインの場合は誰でも作成できるマイニングという技術を使っていますが、リップルの場合も同様誰でも作成できるようになりました。
ビットコインよりもリップルの方が安全性は高まっています。ビットコインも将来性はありますが、機能面で他の仮想通貨を圧倒しています。
もし、XRPの購入を検討したい方は口座開設から始めてください。こちらの画像をクリックするとおすすめの口座コインチェックで開設することができます。
将来のリップル社予想とXRPの予想
国際送金システムは現Swiftから完全に入れ替わることになります。ただし、リップルは「リップルネット」、Swiftは「Swift GPI」やIBMは「World Wire(Steller)」と新たな国際送金システムを開発しているので今後、利用方法によって手段が選択されていくことになっていくでしょう。
全部がリップルネットになることはなくとも暗号資産(仮想通貨)のリップル(XRP)の価値は非常に大きくなると予想しています。また、世界的企業のGoogleも出資しているので失敗することはないのかと考えているからです。
もちろん、1、2年は乱高下することはあると思いますが、私は長期投資家なので長期的なスパンで見ています。長期的なスパンで見た時にはリップルは非常にオススメです。
リップルを取扱い業者
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GMOコインは取引に合わせて取引所や販売所、FXといった多種多様な取引を選択できます。仮想通貨に興味があり今後どんどん勉強していきたい人は覚えることが多いのでこちらが向いています。
まとめ
暗号資産(仮想通貨)とリップルについて基本が理解でき始めたら早速口座開設して実践してみることがおすすめです。
そこで取引を始めることでより詳しくなってきます。
暗号資産とは何かよくわからないという方は暗号資産(仮想通貨)の基礎知識について詳細か書かれている記事がありますのでこちらをご参照ください。
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暗号資産(仮想通貨)の基礎知識と決済システム・国際送金・投資価値
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