MetaMask(メタマスク)からの乗り換えも怖くない!次世代ウォレット「Braveウォレット」の魅力と使い方を徹底解説

2023年7月2日

Metamaskの代替ウォレット-Braveウォレット

概要

仮想通貨の学校

MetaMaskの強力な代替候補「Braveウォレット」を徹底解説します。ブラウザネイティブならではの高いセキュリティとパフォーマンスをMetaMaskと比較し、SolanaやBitcoinも含むマルチチェーン対応やDEXアグリゲーター等の主要機能を紹介。

プライバシー重視派、DeFi実践者、NFTコレクター向けの具体的な活用シナリオを提案し、ブラウジングで暗号資産BATが貯まるBrave Rewardsの仕組みも詳しく説明しています。

はじめに

MetaMask(メタマスク)からの乗り換えも怖くない!次世代ウォレット「Braveウォレット」の魅力と使い方を徹底解説

暗号資産の世界に足を踏み入れた人なら、誰もが一度は「MetaMask(メタマスク)」というキツネのアイコンのウォレットにお世話になったことがあるでしょう。DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)の世界への扉を開く鍵として、MetaMaskは長らく業界標準の地位を確立してきました。しかし、その一方で「もっと手軽で、もっと安全なウォレットはないだろうか?」と感じている方も少なくないはずです。

そんなあなたにこそ知ってほしいのが、プライバシー重視の次世代ブラウザ「Brave」に標準搭載された「Braveウォレット」です。本記事では、MetaMaskの強力な代替候補であるBraveウォレットの全貌を、具体的な「おすすめの活用シナリオ」を交えながら、約6000字のボリュームで徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたの暗号資産体験はより快適で安全なものになるでしょう。

Braveウォレットとは?ブラウザ一体型がもたらす新体験

Braveウォレットは、広告をブロックし、ユーザーのプライバシーを最優先に設計されたウェブブラウザ「Brave」に、ネイティブ機能として組み込まれている暗号資産ウォレットです。MetaMaskがブラウザの「拡張機能」として動作するのに対し、Braveウォレットはブラウザそのものの一部であるという点が、最も大きな違いであり、最大の強みです。

なぜブラウザ一体型が優れているのか?

  1. セキュリティの向上: 拡張機能は、本物そっくりに作られた偽の拡張機能によるフィッシング詐欺のリスクが常に付きまといます。実際に、偽のMetaMaskに接続してしまい、資産を盗まれるという被害は後を絶ちません。Braveウォレットはブラウザ自体に組み込まれているため、こうしたなりすましリスクを根本的に排除できます。
  2. パフォーマンスの向上: 多くの拡張機能を追加すると、ブラウザの動作が重くなることがあります。Braveウォレットはネイティブ機能であるため、余計なCPUやメモリを消費せず、軽快なブラウジング体験を損ないません。
  3. シームレスなユーザー体験: ウォレットがブラウザに完全に統合されているため、DApps(分散型アプリケーション)への接続やトランザクションの承認が非常にスムーズです。わざわざ拡張機能のアイコンをクリックする必要がなく、直感的な操作が可能です。

MetaMaskとの徹底比較:Braveウォレットが優れる5つのポイント

長年王者として君臨してきたMetaMaskと比較して、Braveウォレットはどのような点で優れているのでしょうか。具体的な機能を比較しながら、その実力を検証してみましょう。

機能BraveウォレットMetaMask
形態ブラウザネイティブブラウザ拡張機能
セキュリティフィッシング耐性が高い偽拡張機能のリスク
対応ネットワークEthereum、Solana、Bitcoin、EVM互換チェーン多数Ethereum、EVM互換チェーン多数
DEXアグリゲーター内蔵(複数チェーン対応)内蔵
独自機能Brave Rewards (BAT)との連携なし
ハードウェアウォレットLedger, Trezor対応Ledger, Trezor対応

対応ネットワークの広さ:もはやEVMだけじゃない

当初、BraveウォレットはEthereumベースのトークンに主に対応していましたが、現在では大幅にサポート範囲を拡大しています。Ethereumおよび主要なEVM互換チェーン(Polygon, Avalanche, Arbitrumなど)はもちろんのこと、近年急速にエコシステムを拡大しているSolana、そして暗号資産の原点であるBitcoinにもネイティブ対応しています。これにより、ユーザーは複数のウォレットを使い分けることなく、Braveウォレット一つで主要なブロックチェーン資産を管理できます。

内蔵DEXアグリゲーターによる最適レートでのスワップ

Braveウォレットには、トークン交換(スワップ)機能が標準で搭載されています。これは単なるスワップ機能ではなく、複数の分散型取引所(DEX)から最も有利な交換レートを検索してくれる「DEXアグリゲーター」です。これにより、ユーザーはわざわざ外部のDEXに接続しなくても、ウォレット内で常に最適な価格でトークンを交換できます。Ethereum、Solana、その他多くのEVMチェーンでこの機能が利用できるのは、非常に大きなメリットです。

究極のプライバシー保護

Braveブラウザの最大の特徴である「Brave Shields」機能は、ウォレット利用時にもその真価を発揮します。トラッカーや不要な広告を強力にブロックすることで、あなたのオンチェーンでの活動が第三者に追跡されるリスクを大幅に低減します。プライバシーを重視するユーザーにとって、これは何物にも代えがたい利点と言えるでしょう。

ハードウェアウォレット連携で鉄壁のセキュリティを

Braveウォレットは、業界標準のハードウェアウォレットであるLedgerおよびTrezorとの連携に完全対応しています。日常的な少額の取引は手軽なBraveウォレットで、長期保有する大切な資産はハードウェアウォレットで管理するという使い分けにより、利便性と最高レベルのセキュリティを両立させることが可能です。

Brave Rewardsとの連携:稼ぎながら使う新しいウォレット体験

Braveウォレットを語る上で欠かせないのが、独自の「Brave Rewards」プログラムです。これは、ユーザーがプライバシーを尊重した広告(Brave Ads)の表示を許可することで、報酬としてBasic Attention Token(BAT)を獲得できる画期的なシステムです。

  • 閲覧するだけで稼げる:ウェブサイト上のバナー広告や動画広告ではなく、OSの通知として表示される広告や、新しいタブを開いたときの背景画像広告を見るだけでBATが貯まります。
  • クリエイターを直接支援:貯まったBATは、Braveに登録しているお気に入りのウェブサイトやコンテンツクリエイターに「チップ」として送ることができます。これは、広告に依存しない新しいコンテンツ支援の形です。
  • 資産として活用:獲得したBATはもちろん暗号資産ですから、Braveウォレット内で他のトークンにスワップしたり、外部の取引所に送金したりすることも可能です。日本では、bitFlyerと連携することで、BATを日本円に換金することもできます。

【おすすめ商品】Braveウォレット活用シナリオ3選

Braveウォレットは、単なるMetaMaskの代替品ではありません。その特性を活かすことで、より豊かで安全なWeb3ライフを送ることができます。ここでは、具体的な「おすすめ商品」ならぬ「おすすめ活用シナリオ」を3つご紹介します。

シナリオ1:プライバシーを最優先する「Web3ミニマリスト」

  • こんな人におすすめ:個人情報の追跡を避けたい。日々のブラウジングついでに、お小遣いを稼ぎたい。複雑な設定は苦手。
  • 活用方法
    1. メインのブラウザをBraveに切り替え、Brave Rewardsを有効にします。
    2. 日常の調べ物やSNS、動画視聴をBraveブラウザで行い、自然にBATを貯めます。
    3. 貯まったBATは、Braveウォレットに内蔵されたスワップ機能で、気になる他のトークン(例:ETHやSOL)に交換してみましょう。
    4. DAppsを利用する際は、Brave Shieldsを有効にしたまま接続し、プライバシーを保護します。
  • おすすめの組み合わせ
    • Brave Rewards: ブラウジングするだけで資産形成の第一歩に。
    • SBI VCトレードの口座: 貯めたBATを送付し、日本円に換金するための出口として。

シナリオ2:リスク分散を意識する「DeFi実践者」

  • こんな人におすすめ:すでにMetaMaskでDeFiを利用しているが、リスク分散のためにサブウォレットを探している。ガス代の高いEthereumだけでなく、Solanaなど他のチェーンも試してみたい。
  • 活用方法
    1. これまでMetaMaskで管理していた高額資産やメインのDeFiポートフォリオはそのままに、絶対にMetaMaskと同じリカバリーフレーズを使わず、Braveウォレットで新しいウォレットを作成します。
    2. 新しい、あるいは少し実験的なDAppsを試す際は、Braveウォレットを使用します。万が一、接続先のDAppsに問題があった場合でも、メイン資産への影響を遮断できます。
    3. Solanaチェーン上のDeFi(Raydium, Orcaなど)やNFTマーケットプレイス(Magic Edenなど)を利用する際の専用ウォレットとして活用します。Braveウォレットなら、別途Phantomなどのウォレットをインストールする必要がありません。
  • おすすめの組み合わせ
    • Ledger/Trezor: メイン資産はハードウェアウォレット+MetaMaskで管理。
    • Braveウォレット: 新規DAppsの検証や、Solanaチェーンなど別エコシステムの探索用として。

シナリオ3:セキュリティと利便性を両立したい「NFTコレクター」

  • こんな人におすすめ:NFTのミント(新規発行)や売買を頻繁に行う。フィッシング詐欺が怖い。複数のNFTを効率的に管理したい。
  • 活用方法
    1. Braveウォレットに、NFT売買専用の資金(例えば0.1 ETHなど)を入金しておきます。
    2. NFTのミントサイトにアクセスする際は、Braveのネイティブなセキュリティ機能を活かして安全に接続します。
    3. BraveウォレットにはNFTギャラリー機能も搭載されており、所有しているNFTを視覚的に楽しく管理できます。
    4. 高価なNFTや長期保有目的のNFTは、Braveウォレットと連携させたLedgerに保管することで、オンライン上の脅威から完全に隔離します。
  • おすすめの組み合わせ
    • OpenSea / Magic Eden: 主要なNFTマーケットプレイスは、Braveウォレットでスムーズに利用可能です。
    • Ledger Nano S Plus / Trezor Model One: 手頃な価格でありながら、NFT資産を安全に保管できるハードウェアウォレットの入門機として最適です。

Braveウォレットの始め方:簡単3ステップ

Braveウォレットを始めるのに、専門的な知識はほとんど必要ありません。

  1. Braveブラウザをダウンロード:公式サイト(brave.com/ja/)から、お使いのデバイス(PC/Mac/Android/iOS)に合ったBraveブラウザをインストールします。
  2. ウォレットを作成:ブラウザ右上のツールバーにあるウォレットアイコンをクリックし、「新しいウォレットを作成」を選択します。
  3. リカバリーフレーズを保管:表示される12個の単語(リカバリーフレーズ)は、ウォレットを復元するための唯一の鍵です。絶対にデジタルデータで保存せず、紙に書き写して、誰にも見られない安全な場所に物理的に保管してください。 これを紛失すると、二度と資産にアクセスできなくなります。

まとめ:MetaMaskの「次」を探す、すべての人へ

MetaMaskが依然として強力なツールであることは間違いありません。しかし、Web3の世界が成熟するにつれて、私たちのウォレットに対する要求も多様化・高度化しています。

Braveウォレットは、プライバシー、セキュリティ、パフォーマンス、そして「稼げる」という独自の付加価値を武器に、MetaMaskの単なる代替品ではない、新しい次元のWeb3体験を提供します。

  • ブラウザ一体型の高いセキュリティと軽快な動作
  • Ethereum、Solana、Bitcoinまでカバーするマルチチェーン対応
  • 内蔵DEXアグリゲーターによる有利なトークン交換
  • Brave Rewards連携による、全く新しい収益機会

もしあなたが、現在のウォレット環境に少しでも不便さや不安を感じているなら、あるいはWeb3の世界へより安全に、より深くダイブしたいと願うなら、Braveウォレットは間違いなく試す価値のある選択肢です。さあ、Braveブラウザをダウンロードして、次世代のウォレットが拓く新しい世界を体験してみてください。

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